ふるさと納税型クラウドファンディング 産後の家族へ届け!産後ケアで産後うつ・虐待を防ぎたい

  • 2023年11月01日~2023年12月31日
  • 16% プロジェクト進行中
  • 現在の寄附金額
    240,000
  • 目標金額
    1,500,000
  • 支援件数
    13
  • 残り日数
    0

受付終了

プロジェクト詳細

孤立しやすい母たちに産後ケアを提供

孤立しやすい母たちに産後ケアを提供

私たち認定NPO法人マドレボニータは、1998年の創業以来、産後ケアの必要性を社会のすべての人に啓発し、産後ケアプログラムを、ひとりでも多くの産後女性に届ける取り組みを行なっている団体です。

赤ちゃんが誕生する喜びの中、 産後の女性の体は「全治二ヶ月の怪我と同じ」とも言われるほどダメージを受けていることをご存知でしょうか。

産後の心身の変化は、産後の三大危機「産後うつ」「乳幼児虐待」「夫婦関係の不和(産後クライシス)」を引き起こす原因となります。そして、そうした危機の多くは、孤立した家庭の中で起こっています。

マドレボニータは、1998年以来、独自に開発した産前産後ケアプログラムを提供してきました。しかし多胎やひとり親などの母親たちは、他の母親以上に過酷な環境・状況にも関わらず、その過酷さゆえに「自分の産後ケアどころではない…」と適切な産後ケアの機会にたどりつきにくい状況であり、参加者はほとんどいない状況でした。本当はそんな母こそ「心身の回復」「仲間の存在」が重要と考え、2011年より、多胎児の母、ひとり親、障がいのある児の母など、より支援と心身のリハビリを要し、かつ孤立しやすい状況にある母子の参加をサポートする「産後ケアバトン制度」を開始。12年間で累計1,200名を超える母子に産後ケアを届けることができました。

母親が自分をケアすることは、お子さんや家族のためにも不可欠なことであり、開始以来「この制度のお陰で受講でき、体力回復や社会と繋がるきっかけができた」という声を多数いただいています。
本制度を継続的に運営するため、ふるさと納税を通して皆さまからのご支援をお願いいたします。

産後ケアバトン制度について

産後ケアバトン制度について

「産後ケアバトン制度」は、よりサポートが必要な母たちに「産後ケア教室」と「産後のセルフケア オンライン教室」の受講料を全額補助する制度です。また、対面教室の受講にあたり、多胎児の母は必要に応じて介助ボランティアによるサポートを受けられます。

<ご利用いただける方>
ひとり親
多胎児の母
障がいのある児の母
早産児・低出生体重児の母
出生〜生後180日の間に長期入院した児の母
妊娠中〜出産までに長期入院した母
10代の母

ただでさえ赤ちゃんとの外出はハードルが高いもの。「双子を連れて参加したいけど、同時に泣き出したらどうしよう…」そんな不安を解消するのが介助ボランティアの存在です。
多胎児の母が参加するときには、事前に産後ケア教室の卒業生から介助ボランティア(女性限定)を募集し、教室内での赤ちゃんのお世話やサポートをしてもらいます。

寄附金の使い道

寄附金の使い道

皆さまからいただいたご寄付は以下の用途に使わせていただきます。

・受講料補助と介助者サポート提供 1組につき 8,000円〜40,000円
 (これまでの実績より、毎月5〜10組の利用を見込んでおります)
・制度の運営や広報活動のための人件費、チラシ等の印刷費

制度ご利用者の声

制度ご利用者の声

双子を連れて電車に乗り、慣れない場所でのオムツ替えや授乳、しかもそれを自分自身のためにやるなんて、育児初心者には最初の一歩がとてもとても重かったのですが、皆様のサポートがあることでハードルが下がり、実りある時間を過ごさせていただきました。この成功体験を糧に、育児しているから、双子だからと尻込みせず、これからも外に出たいと思います!そしていただいた優しさを、いずれ何らかの形で次のかたに引き継いでいきたいと思います。
(2023年2月受講 多胎児の母)

多胎児がいても楽しめるよう助けていただけて、本当に嬉しかった。自分の体や内面に目を向けるための素晴らしい時間が取れたことに感謝しています。第一子のときにはマドレボニータのことを知らなかったです。もっと多くのママさんに知ってもらいたいです。
(2023年5月受講 多胎児の母)

この制度のおかげで参加することができ、身体も改善され、大きくは今後の人生についても考える機会ができてよかったです。ありがとうございます。
(2023年6月受講 早産児・低出生体重児の母)

たくさんのボランティアさんに協力して頂き、4回とても楽しく過ごせました。双子出産後、子供のことばかり考えていましたが、自分のことを考えるとても有意義な時間でした。そして、月齢も近い子供をもつ仲間ができたことがとてもよかったです。
(2023年7月受講 多胎児の母)

代表からのメッセージ

代表からのメッセージ

厚生労働省の発表によると、2022年の出生数は77万759人、女性1人あたりの生涯で産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.26で、いずれも7年連続で過去最低を記録しています。

こうした歯止めがきかない少子化を食い止めるために、さまざまな制度が整っている一方で、産後うつ・乳児虐待などの悲しいニュースは後を経ちません。しかも、産後うつにおいては、女性のみならず、男性も増えているのが現状です。いくら制度が整っていっても、親となる人たちの心身の健康、妊娠〜産後の家庭を取り巻く人たちの理解や応援、地域の支え合いネットワーク…そういったものがなければ、この状況はなかなか変わっていかないのではないでしょうか。

そうした状況を解決するために、私たちマドレボニータは25年以上前から、産後ケア教室を開催してきました。週1回×4回のプログラムを通じて、母たちは体力・気力・対話力・ネットワークを、誰かから与えられるのではなく、自ら手にしていく姿をたくさん見てきました。

とはいえ、こうした自分のケアに取り組めるのは「たまたま情報に出会えて、受けられる状況にある人」にとどまっています。しかし、さまざまな事由で、自分のケアを後回しにせざるを得ない方もたくさんいます。そうした方の背中を後押しする仕組みが「産後ケアバトン制度」です。

1人でも多くの方に産後ケアに取り組む機会を手渡せますように。皆さまからのご支援をお願いいたします。

認定NPO法人マドレボニータ 共同代表 山本裕子

プロジェクトのスケジュール

産後ケアバトン制度は随時ご利用いただけます

マドレボニータの産後ケア教室は全国各地とオンラインで開催しています。産後ケアバトン制度のご利用は随時可能です。ただし、集まっているご支援金額により、毎月の受け入れ組数に上限を設けております。

周りにご利用いただける方がいらしたら、ぜひこの制度のことをお知らせいただければ幸いです。

▼産後ケアバトン制度の詳細はこちら
https://www.madrebonita.com/madre-carebaton

応援してくださる皆様へ

  • 認定NPO法人マドレボニータ

    認定NPO法人マドレボニータ

    所在地 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
    TEL 050-5316-1247
    WEB https://www.madrebonita.com/

    マドレボニータは、「産後を起点とする社会問題の解決」を目指し、1998年より産前・産後のヘルスケアプログラムの開発・研究・普及に尽力してきたNPO法人です。全国約60箇所で「マドレボニータの産後ケア教室」を開催してきました。
    2015年より法人向けに「復職支援プログラム」も提供しています。
    2020年からは新型コロナウイルスの影響により外出が難しい状況下においても、産前・産後の精神的・身体的ケアを届ける方法はないかと試行錯誤を重ね、オンラインでの産後セルフケア教室を開発、展開。自治体と協働での講座開催も多数行っております。

    受付終了
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