ふるさと納税型クラウドファンディング 若者たちが「起業する進路選択」をあたりまえに選べる世界に。

  • 2023年11月27日~2023年12月31日
  • 174% プロジェクト進行中
  • 現在の寄附金額
    8,723,000
  • 目標金額
    5,000,000
  • 支援件数
    49
  • 残り日数
    0

受付終了

プロジェクト詳細

毎年1,000を超える志ある若者たち、一人ひとりに成長の機会を届けたい。

毎年1,000を超える志ある若者たち、一人ひとりに成長の機会を届けたい。

今年度のTOKYO STARTUP GATEWAYでは、起業を志す2,963人ものエントリーがありました。関心が拡大していること、挑戦の裾野が広がっていることを、現場でひしひしと実感する一方で、不通過者を多く生み出すことにもなり、「勇気を持って動き始めたすべての若者たち」に成長の機会を届けられていないことに強い問題意識を感じています。
筋肉細胞によるエネルギー発電、地域のりんごジュースのブランド化、小中学生へのデジタルファブリケーション教育推進、聴覚過敏向けデザインイヤーマフ、日本料理ミールキットの世界展開、地域のスーパー・学校給食フードロス削減のポイントシステム、ジェンダーレス水着・温泉着の制作。すべて今年出会ったU-22の若者たちのはじめの一歩の挑戦です。
彼らの全てから、きらきら光る意志とエネルギーを感じ、全員が何がしかのステップを踏んで挑戦し続けインパクトをもたらせるはずだと強く思うものの、まだまだ私たちの力量不足と社会環境の現状では、手放しでその成長を期待できるといえずフラストレーションを感じます。
ETIC.は、これまで30年で何千人の起業をサポートし、応援者ネットワークも形成してきました。しかし、「起業家精神の発揮が文化として広がったか?」と問われればいまだ志半ばと言わざるを得ません。
そのためには、個人の一歩の次を支える効果的な支援がより大きく広がり、ETIC.だけでなく面的に拡大することで、地域・テーマ・段階問わず多様なチャレンジを支える環境となっていくことが重要だと考えます。
この「はじめの一歩」の支援環境が広がれば、若者たちにとって「起業するという進路選択」があたりまえになる世界がすぐそこにあるはずです。

個人の能力・資源・環境に依存しない「起業人材の厚い層」を育むことが急務。

個人の能力・資源・環境に依存しない「起業人材の厚い層」を育むことが急務。

もとより、「スタートアップ」への社会的期待は年を追って高まっていて、事業の創業・成長を支援するエコシステム全体は充実しつつあります。
加えて、社会を大きく変えるチャレンジだけでなく、一人ひとりが望む働き方・暮らし方を実現する「業」をつくる時代がはじまり、広がってきています。
しかし、ロールモデル的なリーダーの存在や、事業の成長拡大への支援は増え始めている一方で、エコシステムはどうしても「創業後」に偏っているので、若者たちの「はじめの一歩の挑戦」を後押しする教育環境・支援環境はいまだ途上です。
今、ここを充実させなければ、ダイヤの原石探し・青田買い的状況がつづき、
なかなか予備軍が「層」として厚みをましていかないことに危機感を感じます。
誰もがチャレンジができそれぞれの成功・成長をできる社会に向け、今こそアップデートが必要です。

若者たちの起業を5年で10倍に増やすプラットフォームづくりへ (「天才層」から「挑戦層」への拡大)

若者たちの起業を5年で10倍に増やすプラットフォームづくりへ (「天才層」から「挑戦層」への拡大)

優秀で尖った若者の挑戦は、高校生でもすでに多様な応援を得られるようになりました。(頭一つ抜きん出た「天才層」はすでに活躍し始めています)
一方その周囲にいる「挑戦層:アイディアや想いを持ち行動をはじめた若者たち(天才層の10倍いると推定)」には、適切な機会提供がされていません。

はじめのアイディアや想いはあれど経験や資源に乏しい若者たちは、挑戦を続け成長していく上で、常に不安や疑問ととなりあわせで、周囲からの応援が十分にはない中、その前進は多分に本人の努力と偶然に委ねられています。親や学校はその荒唐無稽のチャレンジには手放しで応援しにくく、友人たちもその「意識高いチャレンジ」には強く共感しにくく、孤高のチャレンジになるケースが多くあります。

いま一歩、教育環境・支援環境がアップデートすることで、成功する事業が増えるのはもちろんのこと、それだけではなく、チャレンジの経験を次に生かせる環境が育まれ、挑戦者が層として厚くなることに繋がります。

そこで、あらためてETIC.のナレッジとネットワークを活かしつつ、若者の起業を促進するプラットフォームを作ります。

アントレプレナーシップ・リーグ構想(仮)
1)起業家精神を共有するつながりづくり:疑似体験でなくリアルな実践を促す。先輩・仲間から、まずやってみることが称賛されエンパワーメントされる。
2)起業家的チャレンジを将来のトラックレコードにする:支援者・仲間・システムを活用して学びの質を高め、実績と学びがトラックレコードとなり、その後のキャリアに活用できる。
3)成功を次の世代の支援拡充に循環させる:上場・売却等含む活躍の結果、後進の機会づくり・支援拡充に循環する構造を作る。

上記を、まずはETIC.において更に研究開発するとともに、全国各地・各種のテーマ(高校生などの年齢層、過疎地域の改題解決などのイシュー)に展開していくことを進めます。
結果、若者たちの起業を直接的に推進し、そのチャレンジが5年で10倍に拡大することを目指します。

教育機関・スタートアップ企業等と連携し「人材育成プラットフォーム」を形成する

教育機関・スタートアップ企業等と連携し「人材育成プラットフォーム」を形成する

全国の16歳〜25歳(10学年)1000万人のうち、「学年に一人(0.42%)」の状態から「クラスに1人(2.5%)」以上に、起業が増えるという概算をもとに、起業数を拡大するということを指標に置き、5年間(2023年〜2027年のレンジで以下の動きを進める想定です。

起業家人材育成についてのメソドロジーや成果について研究・発信し、この領域における各種の取り組みの連携促進、政策形成をリードします。
教育機関・人材育成団体等とパートナーシップを結び、ナレッジ/プラットフォームを共有する10,000人が挑戦するラーニングコミュニティを形成します。
スタートアップ起業・VC等と連携し、起業家人材が多様に活躍できるマッチングサポートを実現する。
多様な資金調達から大規模に基金造成を行い、プラットフォーム運営を拡大する。(24年度に資金調達スタートします)

ナレッジの可視化・発信と関連組織とのパートナーシップを拡大する

ナレッジの可視化・発信と関連組織とのパートナーシップを拡大する

関連する取り組みを可視化し、目標・戦略など含む展開シナリオマップを作成する。
(東京都・文部科学省・各大学・専門民間組織の取り組みを中心に整理します)
ETIC.の支援者の起業状況について調査して課題や可能性を見出す。
アントレプレナーシップ育成パートナーとのカンファレンスを実施する。
テクノロジーを活用し「多人数での支援効果の向上」についての実験と研究を進める。
休眠預金へのエントリーを通じた資金調達を進める(パートナー組織との連携についての取り組みに活用)

応援いただいた皆さんには、上記アクションを踏まえたレポートの共有と、戦略会議への招待をいたします。

応援してくださる皆様へ

  • NPO法人ETIC.

    NPO法人ETIC.

    所在地 東京都渋谷区東1丁目1−番36号 キタ・ビルデンス 402
    TEL 050-1743-6743
    WEB https://etic.or.jp/

    Move Forward. ETIC. 行動を起こす人に伴走し、つなぎ、ともに「新しい社会」をつくる。
    ETIC.は、社会の未来をつくる⼈を育む認定NPO法⼈です。1993年の創業以来、手がけてきた実践型インターンシップや起業⽀援プログラムへの参加を通して、1,900⼈以上が起業しました。これからも企業・⾏政・NPOといった多様なセクターを巻き込みながら、挑戦したい⼈を⽀える仕組みづくりを続けていきます。

    受付終了
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